せめて少しだけ幸せになりたい

君が笑ったり、君が泣くのが、私のことだなんて許せない

噂とちょっと違うきみがわかってくれる

憧れているからって完全にそうなりたいわけじゃない。
推しのことがすごく大好きです。明るく振る舞えるところ、誰にでも分け隔てなくコミュニケーションを取ろうとする姿勢や、当たり前だけど素敵な声とお芝居、ぜんぶが好きで、憧れて、推しのように真っ当に生きてみたくて、頑張ってはみるけどどうにも上手く立ち回れなくて、わかってたけどかなわないなあって思った。

そういえば今月は毎週何かしらのイベントがあったけれど、大丈夫だろうか、身体は平気かな、ちゃんとご飯食べられていますか、暑さにやられてはいませんか、幸せに生きていてください。

あたしが苦しくて虚しい毎日も推しが幸せに生きているのならそれは良い日ってこと、あたしが不幸せでも推しが幸せならあたしは幸せになってること、あたしあなたにこんなにも救われているよ、でもあたしのことなんか、あたしみたいな人間のことなんか、いやあたしなんか人間じゃないんだよ、でもあなたは優しくてこんなあたしも人間だと、一人の女だと扱ってくれるのだろうね。
とにかくあたしのことなんかいてもいなくても変わらないって、記憶に残さないでね。